花粉症シーズンは腰痛悪化シーズン…7つのツボで痛みを解消

腰痛対策のツボ(お腹側)

 背中のツボでさらに加えるなら、「腰陽関」「大腸兪」。これらはベルトを結ぶライン上にあるツボだ。ベルトラインと背骨が交差するところにあるのが「腰陽関(④)」、背骨から左右に指の腹2本分移動したところにあるのが「大腸兪(⑤)」。腰陽関は命門の、大腸兪は腎兪の、少し下あたりになる。

「あわせて、お腹側のツボも刺激することをお勧めします。『気海』と『関元』です」

「気海(⑥)」はおへそから親指の腹1.5本分下、「関元(⑦)」はおへそから指の腹4本分下にある。

 刺激の加え方としては、腎兪、志室、大腸兪はツボ押し、またはツボ押し+お灸。

「ツボ押しは、息を吐きながら2~3秒かけて指をぐーっと押し込み、そのまま指の方向や力の加減を変えて気持ちいい場所、響く場所を探します。そして息を吸いながら、ゆっくりと指を戻す。アザができるほど強くやらないようにしてください。特に決まった回数はありませんが、『ゆっくり押し、ゆっくり戻す』を何度か繰り返すといいでしょう」

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