「そうですよね」(妻)
「これからは見守っていくということが大切になってきます。明日また伺ってもいいですか?」(私)
「はい、もういつでもお願いします」(妻)
「訪看の方も同席させていただきます」(訪看)
電話が訪看さんから私のところにきたのは、その日の夕方のことでした。
「先ほど診察していただきましたが、先生方が退出後にバイタル測定不能になっています。待機でよろしいでしょうか?」(訪看)
「お願いします」(私)
そして折り返しの電話で、奥さまにも代わっていただきました。
「訪看さんから状態をお伺いすると、厳しい状態が近づいてきているかなと思います。ご家族の方はお声掛けしていただいて、そばに付き添っていただければと思います」(私)
老親・家族 在宅での看取り方