「食欲がなくて食事量がいつもより少なかった」「会議が長引き、昼食の時間が後ろにずれ込んだ」「買い物に夢中になって、いつも以上に歩き回った」などということは誰にだって起こり得るでしょう。そんな生活の変化に薬は対応できず、血糖が下がりすぎてしまうことがあるのです。
低血糖は生命を脅かす恐れがあり、また前回お伝えしたように、認知症のリスクを上げます。脳は糖をエネルギー源としているため、低血糖によって脳がダメージを受けるからです。
第一人者が教える 認知症のすべて