家族に糖尿病患者がいる人は、当事者でなくても低血糖の対策の知識を持つべきです。本人が対応したくてもできないケースは往々にしてあります。糖尿病患者がいつもと様子が違う、話しかけても返事をしない、ぼーっとしていると思ったら、ブドウ糖を溶かした水を飲ませる。意識が戻ったら、何か糖分を食べさせる。
ブドウ糖を溶かした水が飲めないようなら、医師にあらかじめ処方してもらったグルカゴン注射を打つ。グルカゴン注射の用意がない、注射後5分経っても回復しないという時は、救急車を呼んでください。
第一人者が教える 認知症のすべて