また、塩分を含む調味料をなるべく避けるのも効果的といえます。たとえば、最近、東大の薬学部が発見した特別な乳酸菌が話題になっています。長野県にある村の古民家で受け継がれていたぬか床から、免疫活性機能が極めて高い新規の乳酸菌を見つけたといいます。その地域では、古くから塩が手に入りにくかったため、それら発酵菌が含まれる麹やもろみなどで食事の味付けをしていたそうです。そして、そうした地域は大腸がんの発生率が低いことから、その乳酸菌が注目されているのです。
無理なく減塩するためには、普段なにげなく使っている調味料を、塩麹などの発酵食品で代用してみるのもひとつの手かもしれません。
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