50代の女性はこの6年ほど、北日本のある漁村をしばしば訪れているそうです。
新幹線の停車駅から電車とバスを乗り継いで約4時間、自宅のある東京からだと7時間かかり、行きやすい場所とは到底言えません。
車を運転できないので、滞在中は宿で仕事や読書をするか、近隣を散歩するか。宿に温泉があるわけでもない。
それなのに年に数回、コロナ前は2カ月に1度くらいの割合で足を運んだこともあったのはなぜか? 女性いわく「人」。
漁村に出かける日程が決まったら、女性はすぐに、最初に旅行した時に出会った知人にLINEを送ります。漁村滞在中は毎夜、知人とその仲間の漁師さんたちの集まりに加えてもらう。
漁村の夜は真っ暗で、とても静か。飲食店は基本的に昼しか営業していません。
女性の知人や漁師さんたちは独自に集まる場所をつくり、毎晩のように酒を飲み交わしているそうで、その雰囲気が素晴らしいのだそうです(でも、毎晩の深酒は要注意です)。
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