今年に入ってからずっと禁酒を続けています。それまでは、週に2度くらい、好きなワインをグラスに2~3杯、たしなむ程度には飲んでいました。最近はお酒の席に呼ばれる機会も減り、禁酒する下地が整っていたところに尿路結石が発覚したことで、きっぱりやめてみようと思い立ったのです。これまで、アルコールが入っているタイミングで救急の患者さんが運ばれてきたときは、部下に緊急の対応を任せていました。いまは自分が対応することが多くなりました。
禁酒に加え、3カ月ほど前から腸内細菌のバランスをコントロールするためにビオフェルミンも飲み始めました。腸内環境を改善すると、さまざまな病気のリスクが軽減されたり、イラ立ちが抑えられ精神的にも安定すると、同僚医師に勧められたことがきっかけです。このところ、各方面で腸内細菌が大きくクローズアップされているのをみて、自分の判断は間違っていなかったなと思います。
天皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」