健康ポイント どっちが勝ち?

がん予防のためのビタミンCならレモンよりジャガイモで

ビタミンCといえば柑橘類のレモンは有名だが…(C)日刊ゲンダイ

 一方、ジャガイモ1個(中サイズ)100グラムにはビタミンCが35ミリグラム含まれています。ビタミンCは加熱に弱く、サラダなど生のまま食べるのがお勧めなのですが、イモ類に含まれるビタミンCは糖質で守られているため、加熱で失われにくいのです。さまざまな調理法で食べられるイモ類なら、レモンと違って無理なく摂取できます。だから、ジャガイモの勝ち。

 パプリカやブロッコリーをはじめとする緑黄色野菜、そして果物に多く含まれるビタミンC。水溶性のため、一気にたくさん取るよりは、こまめに補給するのがベター。ビタミンCでストレスや生活習慣病に打ち勝つ体づくりをしましょう。

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柴田真希

柴田真希

健康で楽しい「食」を提案する「エミッシュ」代表取締役。「私は『炭水化物』を食べてキレイにやせました。」など著書多数。ブログ「管理栄養士 柴田真希のシアワセ♪Makitchen」が好評。

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