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米アマゾン参入で処方薬デリバリーの激烈バトルがスタート

「ピルパック」を買収したアマゾン(C)AP

 アメリカでは、薬の値段の高騰ぶりはもちろん、処方薬を買う時の待ち時間も頭痛の種になっています。

 特にニューヨークでは、処方箋が病院から自動的にオンラインで薬局に送られるシステムがあるにもかかわらず、薬局には長蛇の列。薬の袋が紛失するなどのトラブルも起こっています。

 そんな中、そうした問題を解決して新たなビジネスを創出しようと、スタートアップ企業による処方薬のデリバリーサービスへの参入が相次いでいます。

 まずニューヨークでスタートした「カプセル」は、医師から送られた処方箋が2時間以内に自宅にデリバリーされ、薬が残り少なくなると知らせてくれるシステムです。

「ジップ・ドラッグ」も同様のサービスをニューヨークとお隣のニュージャージー州で提供。「ニュルクス」は、所属の産婦人科医の質問に答えるだけで避妊ピルを処方、デリバリーしてくれる仕組みで、18州で展開してます。

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シェリー めぐみ

横浜育ち。早稲田大学政経学部卒業後、1991年からニューヨーク在住。

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