《22歳》でピークになるのは「名前を記憶する能力」。中高年になると、急にアイドルや俳優の名前が覚えられなくなるのも当然だろう。
《32歳前後》では「顔認識能力」がピーク。上司や部下に囲まれ、多くの人脈を形成する年頃だ。
《43歳前後》になると、今度は「集中力」がピークを迎える。普段はボーッとしていても、ここぞという時に能力をフル回転させるコツをつかんでくるのだろう。
《48歳》は「感情認知能力」が最高潮で、“忖度”もしやすい。
《50歳》になると、「基本的な計算能力」がピーク。計算が苦手という人には意外な結果だ。
さらに《67歳前後》で「語彙力」が最大。五輪担当相を事実上更迭された69歳の桜田義孝は例外だったに違いない。
つまり、脳の働きはある年齢で全てがピークを迎えるということはありえないのだ。
100年老けない脳の作り方