「希少疾患であるこの病気が、今後“大きな疾患”になるには2つのステップが必要です。それは、研究者がいる、そして治療薬がある。治療薬があるとこの病気が発見される患者が増えてくる。これまでは〝よく分からない疾患〟として亡くなっていた人もいる。今回の治療薬が発売される意味は大きい」(安東医師) 自分とはまったく縁のない病気と考えることなかれ。「知る」ことは、病名が付かずさまざまな不調に苦しんでいる人の、その「理由」が分かることにつながる可能性があるのだ。
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