■給付金が出る段階で支払われないケースも
Kさんの保険契約の場合、契約3カ月後が「責任開始日」になっていた可能性が高いと思われます。
責任開始日以降にがんと診断される必要がある――つまり、契約後すぐにがんが見つかった場合は、診断給付金が受け取れなかったり、契約が無効になることもあるようです。
保険に加入する際は、面倒でも書類の規定をしっかり読んでおく必要があります。入る時は良いことをたくさん言われ、いざ給付金が出る段階で支払われないというケースがあるのです。
がん保険の保障内容としては、がんと診断された時の診断給付金、入院した時の入院給付金、手術した時の手術給付金、がん治療での通院の場合の通院給付金、死亡した時の死亡給付金などが一般的です。さらには先進医療給付金など多くの種類があります。
がんと向き合い生きていく