ドクター牧田 最強の食事術

「肉をたくさん食べると心筋梗塞や脳卒中になる」は間違い

しっかり肉を食べる(C)日刊ゲンダイ

 いまは2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなる、という事実から、がんによる死を免れることに重きが置かれていますが、依然として脳卒中は死に至る病気の上位にあります。しかも、死に至らずとも残った障害に苦しむことが多い。

 私は、日本人はしっかり肉を食べるべきだと思います。

3 / 3 ページ

牧田善二

牧田善二

AGE牧田クリニック院長、医学博士、糖尿病専門医。1979年、北海道大学医学部卒業。ニューヨークのロックフェラー大学医生化学講座などで糖尿病の合併症の原因とされるAGEを研究。96年から北海道大学医学部講師、2000年から久留米大学医学部教授。03年から糖尿病をはじめとした生活習慣病および肥満治療のための「AGE牧田クリニック」を東京・銀座で開院、延べ20万人以上の患者を診ている。著書に「医者が教える食事術 最強の教科書」(ダイヤモンド社)ほか、多数。

関連記事