この研究結果が因果関係だと仮定すれば、1000人の通勤者が自転車通勤に切り替えた場合、10年間で負傷による入院が26件増加する一方、がんが15人少なく、心臓病が4人少なく、死亡が3人少ないと推定されています。
もちろん、健常な人で自転車通勤者が多いという可能性も指摘できますが、より安全な自転車通勤のための社会インフラを構築することは、集団の健康の維持・増進につながるかもしれません。
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