緊急事態宣言下での家庭内トラブルを避ける「3つの方法」

ウオーク&ディスタンス!(C)日刊ゲンダイ

 では、どういう外出ならいいのでしょうか。西浦教授自身が「LSD(Long Slow Distance)」(長いゆっくりしたランニング)を行っていて、「こういう活動なら、全然構わないです」とおっしゃっている。ということは、歩行者同士が2メートルの「者間」距離をとって、ウオーキングすればいいはずです。そのためには、各自治体が公園情報、散歩コース情報などを積極的に出すといいでしょう。先日は、世田谷区の砧公園の人混みが話題になっていました。この点は、公園に出てくる人を非難するべきではなく、出て行くところが限られている点こそ問題とすべきなのです。1人当たりの都市公園面積は、東京特別区が全国最低。人口が多すぎるせいです。公園は、小さな子供のいる家族連れに任せて、おとなはウオーキングコースを歩きましょう。どこの区でも、市町村でも、「お散歩マップ」「ウオーキングコース」などの名で、ホームページに魅力的な散歩道を紹介しています。繁華街、商店街を避けさえすれば、散歩に感染のリスクは少ないはずです。

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