毎日大さじ1杯!腸活みそ料理

新じゃがにはビタミンCがミカン並みに豊富 紫外線対策にも

みそと新じゃがの絶妙ハーモニー(提供写真)
新じゃがのバジルペースト和え

 大阪などの大都市でも緊急事態宣言が解除され、私の住む淡路島を訪れる観光客の数も徐々に戻りつつあります。私の周りでも今回の解除で、元の日常に戻る方と、意識や価値観を変えて新しい人生を歩む方など、いろいろな道があるようです。今後ますます、それぞれが「自分がどう生きていきたいか、どういう未来をつくっていきたいか」が問われていくのだろうと感じています。

 ただ、健康でありたいという人間の願いは、いつの時代も変わらないはずです。

 さて、今回の新型コロナウイルス感染症拡大で、日本の発酵食が自己免疫力を高める食品として国の内外で改めて注目を浴びています。

 その一方で、国内のみそ事情は近年大きく変わりました。全国津々浦々、さまざまな種類のみそがありますが、基本的な材料は、大豆、麹、塩の3つです。そして昔ながらの製法では冬に仕込み、天然醸造で半年から長いもので2年以上寝かせて熟成させていました。

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関由佳

関由佳

専門は内科、予防医学。2013年ニューヨークの料理専門学校(Natural Gourmet Institute)で資格取得。著書に「毎日食べたい!腸活みそレシピ」ほか

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