科学が証明!ストレス解消法

“テレワークうつ”にならない科学的コミュニケーション術

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 年が明けて新型コロナウイルスの話題がより一層増え、なんだか年が明けた気がしない2021年。しばらくこの状況が続くことが予想されますから、外出自粛はもちろん、テレワークをする方も多いことかと思われます。

 昨年から“テレワークうつ”という言葉が取り上げられているように、慣れない仕事環境にストレスが募り、気持ちが落ち込んでしまう人は少なくありません。テレワークうつの要因は、「仕事とプライベートのオン・オフがあまりないこと」「コミュニケーションがうまく図れないこと」「運動不足」などが挙げられていますが、リモートによってコミュニケーションの取り方が変わったと、私も痛感しています。

 心の距離と物理的距離は比例するものです。リモートは遠い感じがしますから、どうしても“よそ行きの言葉”っぽくなってしまう。だからこそ、カジュアルな言葉を適度に使うことが大事です。

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堀田秀吾

堀田秀吾

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

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