主な原因は紫外線とほこりらしいので、屋外スポーツ選手にはそれほど珍しくないようです。あとから「自分もそうです」という話をたくさん聞きました。
幸い、充血があっても視界は良好で、痛くもかゆくもないですし、プレーにはまったく影響がなかったので、現役中は点眼薬でしのいで、手術は引退してからしようと決めました。
案の定、引退してメディアの仕事が増えると「目赤いね。寝不足?」「飲み過ぎですか?」と言われることが多くなったので、「やっぱり手術をやらんといかんな」と思ったわけです。
■痛みはないけど怖かった
手術は、患部の膜を切り取って正常な膜を張り付けて縫うという内容でした。先生の「そんなに難しい手術ではありません」との言葉通り、当日は服の上から簡易な手術着を着て、専用の椅子に座って手術が行われました。
独白 愉快な“病人”たち