退院時当初は余命1カ月と宣告されていたのですが、実際は6カ月。年末年始をはじめ、2月初午の行事、娘さんの婚約者との顔合わせに続く4月の結婚式の会食、5月の端午の行事と、娘さんに神主の仕事をすべて引き継ぎ、患者さんが当初済ませておきたかった行事やことがらもすべてやり切り、旅立たれて行かれました。
在宅医療が患者さんの大切な残り少ない生活だけでなく、未来もまるごとお世話することができた。今も強く印象に残っている患者さんです。
最期は自宅で迎えたい 知っておきたいこと