脳出血で死なない、後遺症を残さないために知っておくべきこと

ワクチンと脳出血の因果関係は不明(C)共同通信社

 ここまでは脳卒中を起こした場合の話だが、当然ながら、起こさないようにすることも非常に重要。

「高血圧、糖尿病、脂質異常症、不整脈は確実に脳卒中のリスクを上げます。健康診断でリスクファクターをチェックし、治療を受けることは必須。コロナ禍で健康診断をしばらく受けていない人もいるでしょう。以前は高血圧などがなかったとしても、コロナ禍の1年半で状況が変わっている可能性はあります」

 さらには、40代以降は一度は脳ドックの受診が望ましい。異常がなければ、2~3年ごとに脳ドックを受ける。

 まだという人は、さっそく検討してはどうか。

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