コロナ後遺症を重症化させないために…絶対に守りたい3つのこと 発症から2カ月がカギ

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

「5個以上の症状がある方が大半です。当院の統計では、コロナ回復時に症状がいったんすべて消えたら後遺症が出にくいが、何らかの症状が残ると継続しかねない。さらに、重症化はコロナ発症から2カ月以内に起こる。逆に言うと、2カ月を乗り切れば重症化の可能性は低くなる」

 重症化で寝たきりになってしまう人もいる。コロナ後遺症に至らない、たとえ後遺症が出ても重症化させないための方法は何か?

「絶対に守って欲しいことが3つあります」

【体がだるくなることは徹底して避ける】

「コロナの一部は『ME/CFS(筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群)』に移行することが明らかになっています」

 ME/CFSになると、強烈な全身倦怠感が続き、日常生活が著しく困難になる。要注意なのは「PEM」という症状で、近所への買い物や家族との喧嘩といったごく軽い労作やストレスの後、5~48時間で非常に強い倦怠感が出る。

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