独白 愉快な“病人”たち

歌手の浜中よし子さんは帯状疱疹をきっかけに女優業を離れ…

浜中よし子さん(C)日刊ゲンダイ

 ただ、2年前の健康診断で「糖尿病予備群」と言われてしまったので、毎日2錠のお薬と毎月1回採血をしながらコントロールしています。

 健康の秘訣は、なんといっても歌じゃないかしら。特に仕事もないから、毎週カラオケに行って2~3時間歌っています。60歳から10年間ボイストレーニングに通ったので、声がかれたりしないの。腹式呼吸が体にいいんだと思っています。

(聞き手=松永詠美子)

▽浜中よし子(はまなか・よしこ)1939年、東京都生まれ。のど自慢大会をきっかけに18歳でスカウトされ、「日活」所属の役者になる。22歳で堺ヨシコとしてアルバム「日本民謡をジャズで」でデビューするも、家庭の事情で芸能界を離れる。結婚、子育てを経て60歳から歌を再開。昨年、82歳でオリジナル曲を含むカバーアルバム「風が吹いている」(販売元:モモグレ)をリリースした。

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