昔は、単に栄養を吸収する臓器と考えられていましたが、体全体の免疫を支配しているのです。ですから、小腸はがんが起こる心配は少ないのですが、他にがんが少ない臓器として思い浮かぶのが心臓です。心臓は横紋筋で構成されていますから、がんだとすると「横紋筋肉腫」が考えられます。ただ、これは非常にまれながんです。また、心臓は体の中で最も温度が高い部位です。がんは熱に弱いこともあって、心臓ではがんの発症が少ないのではないか、ともいわれています。
がんと向き合い生きていく