このようなことに注意しながら早期発見できれば、食べる、しゃべるといった舌の機能を維持することができます。それがステージ2まで。この段階なら、手術でも部分切除が可能で、後遺症も限定的です。さらに放射線の小線源治療なら、切除しないので、より後遺症が少なくなります。
舌がんは、専門医なら比較的容易に診断がつきますが、今回のケースのほか、タレントの堀ちえみさんも当初に一般の歯科医の受診で見落としがありました。「2週間以上続く口内炎は専門医で」を頭に入れておいてください。
Dr.中川 がんサバイバーの知恵