それでは、こうした試みに健康への効果はあったのでしょうか? 今年のランセットという一流の医学誌に、現時点での調査結果が論文として発表されています。
それによると、法律の施行後、アルコールによる病気の死亡者は13.4%減少していました。これはかなり痛みを伴う健康対策で、いろいろと問題もありそうですが、お酒の値段を上げると一部の病気が減ることは、間違いのない事実であるようです。
医者も知らない医学の新常識