使い方は難しくありません。中華食材コーナーにある、干したなつめを使用します。手軽なのは「なつめ茶」。鍋に水1カップ当たり5個程度、包丁で半分くらいに切る、またはちぎって入れ、沸騰したら火を弱め15分ほど煮出します。
あるいは、汁ものや煮物に入れて、煮るとほんのりした甘みが加わり「みりん」代わりに使えます。ほかにも、赤ワインや焼酎に漬け込んで「なつめ薬膳酒」にするのもおすすめです。
なつめの物忘れを改善する効果を高めるためには、同じく血を増やす働きのあるブドウ、クコの実、黒砂糖などと組み合わせるとよいでしょう。また、老化をつかさどる臓器「腎」の働きを高め、脳のアンチエイジングに役立つクルミ、黒豆をプラスするとより効果的です。
■なつめ高齢薬膳レシピ
脳トレドライフルーツと黒豆のヨーグルトあえ
健康長寿に役立つ高齢薬膳