現在55歳のHさんは、学生時代は体育会系に属し、いくら食べても太ることがなかったそうです。
ところが就職後、仕事が忙しくて運動する時間がほとんどなくなりました。一方で、営業部に属し、仕事で飲んだり食べたりする機会が増えました。
残業も多く、休み前は仕事終わりに同僚と飲みに行き、深夜まで飲んでラーメンで締めて帰ることもしばしば。若いから、睡眠時間が短くてもへっちゃらだったそうです。
そんな生活を続けた結果、大学卒業時は身長170センチ、体重65キロだったのが、30代に差し掛かるときには80キロ台に。
体重が増えるとともに血糖値、コレステロールも上昇し、健診のたびに「痩せましょう」「すでに糖尿病予備群。生活習慣の改善を」と注意されるようになりました。それでも、特に自覚症状がないからと、何の対策も講じずにいました。
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