注3)信頼区間:調査結果を知るための統計科学的な推測法のこと。95%信頼区間とは「同じような研究を100回行えば95回はその範囲に収まる」と推定される結果のことを言う。
注4)交絡:バイアスのひとつで、データ解析における「因果関係」の間に介在する要因が関係をかく乱する。一例をあげれば、マスク着用群のワクチン接種率が90%で、非着用群が30%というような場合、マスク着用の効果がワクチン接種の交絡によって過大評価されることになる。
注5)多変量解析:交絡因子を補正するための統計学的手法のひとつ。
医療だけでは幸せになれない