おすすめは三つ葉。肝の働きをサポートして、滞った気の巡りを改善してリラックスさせてくれます。ストレスによる不眠、肩こり、喉のつかえにも良く、胃もたれや食欲不振にも役立ちます。
春はとくに肝のバランスを崩しやすい季節ですから、積極的に取り入れることをおすすめします。汁ものや、丼ものに薬味として使うだけではなく、サラダにしたり、さっとゆでておひたしにすると、たっぷりいただくことができます。
さらに、脾の働きを高める食材も併せて取り入れるとよいでしょう。おすすめはイモ類で、ジャガイモ、ナガイモ、サトイモなどは弱った脾を力づけて、腸の働きを整える作用があります。
三つ葉の過敏性腸症候群改善効果を高めるには、同様の働きがあるセロリ、春菊、青じそなどの香り野菜、かんきつ類なども組み合わせるとよいでしょう。
健康長寿に役立つ高齢薬膳