愉快な“病人”たち

アレルギー発症でどん底 岡村咲さん支えたゴルフへの情熱

プロゴルファーの岡村咲さん(C)日刊ゲンダイ

 最低限の栄養は確保しながら、少しずつアレルゲンを減らす生活が始まりました。確かにアレルゲン除去食を取るようになって咳がピタッと止まり、動悸や息切れもなくなったのですが、代わりにストレスがすごかった(笑い)。一度、調子がいいときにバウムクーヘンをティースプーンにほんの半分食べたら、それだけで動悸が激しくなって、8時間も意識がなくなってしまいました。

 プレーでも体調の違いは歴然でした。以前は初日は良くても2日目に悪くなるのが当たり前だったのですが、2日間変わらずに回れるようになって、「これが本来の調子なんだ」と思えたんです。でも、そうなったらなったで今度は極端な除去に走って、拒食症になりました。おにぎり1個を見つめて終わる……みたいな。関節痛で病院に行ったら「栄養失調です」と点滴を打たれました。

■食べるのが嫌で拒食症に……

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