②スポーツドリンクで糖尿病悪化
炎天下で大量の汗をかいた時などに飲むと最もいいのは、水に塩とブドウ糖を加えた経口補水液だ。しかし、スポーツドリンクの方が手軽に手に入るからと、こちらを飲む人も多いだろう。経口補水液より体内への吸収は遅いとはいえ、発汗で失われた塩分を補うことができる。
ところが5月は、真夏と比べて汗を大量にかく機会は少ない。今からスポーツドリンクを常飲していると、塩分や、同じくスポーツドリンクに含まれる糖分の過剰摂取につながり、高血圧や糖尿病の悪化を招く。
また現在は糖尿病でなくても、ペットボトル症候群と呼ばれる急性糖尿病に陥るかもしれない。
「汗をそれほどかいていない状況では、スポーツドリンクより水を飲んだ方がいい」
③気温は高くなくても熱中症
初夏の健康対策 誤解と真実