我慢や努力は一切なし 楽してできる「生活習慣病」予防

電動アシスト自転車(上)はひざを痛めないのも利点 塩分量が少ない調味料を使う(下)(C)日刊ゲンダイ

「電アシではそれよりやや長めがいいでしょう」(古倉氏)

 同程度のメッツである「こまめに歩く」「階段を使う」「週2回はジムに通う」などが無理なら、電アシで活動量を増やしてはどうか? 買い物や通勤に役立てれば、一石二鳥だ。

「ひざの負担が体重の3割しかかからないのもいい。ジョギングは体重の5~6倍、ウオーキングは2~3倍、負担がかかります」(古倉氏)

 なお、電アシは“アシストし過ぎる電アシ”が最近問題視されている。自転車安全基準への適合を示すBAAマーク付きのものを選ぶべき。

■物足りなさゼロの減塩法

 管理栄養士・浅野まみこ氏は、時間がなくコンビニ活用が多いタクシー運転手への糖尿病予防の食事として定食を意識したメニュー構成とともに、「温かい汁物を加える」ことを提案。満足度を上げ、食べ過ぎや間食を防ぐ。これは、サラリーマンにも適している。

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