前立腺がん早期治療 トモセラピーのメリットとデメリット

唐澤部長とトモセラピー(C)日刊ゲンダイ

 一般的に、治療は外来で2グレイ(放射線量)×週5日、合計38回、総線量76グレイを行う。仕事と両立できる。

「米国では86グレイなど高い放射線量で行うところもありますが、治療後5年以降、尿道障害が多発するとの報告があります。日本では75~80グレイで治療を行うようになっています」

 放射線治療としては、陽子線や重粒子線といった粒子線療法も4月から保険適用になる。新たな選択肢が加わる。

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