性感染症最前線

エイズ<3>郵送検査では「偽陽性」が出る可能性もある

国連合同エイズ計画事務局長のミシェル・シディベ氏(C)共同通信社

「郵送検査も選択肢の一つではあります。ただし、あくまでもスクリーニング検査なので、偽陽性が出る可能性があります。結果が陽性なら検査機関や医療機関で、必ず『確認検査』を受ける必要があります。感染の不安を取り除きたいなら、やはり保健所や医療機関で検査を受けた方が確実です」

 また、採血から結果判定まで自分で行う「HIV自己検査キット」は、国内で認可されたものはない。個人輸入代行会社から海外製品を購入するのはやめた方がいい。

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