眼窩底骨折で物が二重に見えるなどの視力障害が出ても、時間の経過とともに徐々に改善することは少なくありません。骨折による腫れが引いたり、出血が治まったりするからです。それでも症状が改善せず日常生活に支障がある場合は、全身麻酔による手術が行われます。桃田選手もその後手術を行っています。
手術は基本的に折れた骨を元に戻して固定するのですが、薄い骨がばらばらに砕け飛んでいることも多いので、自分の他の場所の骨やシリコーン、セラミック、チタンなどの人工物を移植することになります。
骨と筋肉の疑問に答える