肺炎によって心房細動を発症し、心臓内で血栓ができやすくなることで脳梗塞につながるなど、さらなる合併症を引き起こすリスクが高くなる可能性があるのです。
若い人が肺炎にかかっても軽症ですぐに治るケースがほとんどなのは、まだ心臓が元気だからです。逆に高齢者の肺炎がなかなか治らずに重症化してしまうのは、加齢によって心臓に問題を抱えている人が多いからだといえます。
心臓の健康を維持することが肺炎の予防につながり、肺炎にかからないよう気をつけることが心臓を守るのです。
上皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」