特にトロには、頭の働きをよくするといわれるDHA、血中のコレステロールや中性脂肪を減らし、血液をサラサラにしてくれるEPAも豊富! 時間栄養学的にはDHA、EPAは朝に炭水化物と一緒に食べることで朝型になるというデータも出ていますので、ぜひ朝ご飯に食べてみてはいかがでしょうか。
DHA、EPAは加熱すると少し効果が弱まりますのでより効果を得たい場合はお刺し身で。更に効率よく栄養素を取るためには、ワサビとマグロを一緒に食べるといいでしょう。高血圧や動脈硬化の予防になるといわれています。山芋と一緒に食べると、タンパク質を分解する働きがUPするので、山かけ丼などがおすすめ! 時間栄養学的にもバッチリです。
新鮮なマグロにはうま味成分であるイノシン酸の量が少ないので、新鮮じゃない方がおいしいとされています。イノシン酸が生成されるまで数日要するので、釣りたてよりも、スーパーに売られているマグロの方がおいしいことがあるのです。スーパーに並ぶときは既に数日経過しているものがほとんどですので、できるだけ早く食べ切るようにしましょう。
時間栄養学と旬の食材