タバタトレーニング コロナ禍の活動量低下にわずか「4分間」で効果あり

20秒全力で動いて10秒休む(C)日刊ゲンダイ

「タバタトレーニングは、4分間という短時間で両方を鍛えられる。これは、研究ではっきりと証明されています。それにより酸素摂取量が増え持久力が高まります」

 20秒間の運動は、フィットネスジム器具を使ってもいいし、スクワットやもも上げ、ジャンプなど自宅でもできる自体重の運動でもいい。

「ただし下半身に筋肉が集まっているので、下半身を使う運動、ダイナミックに体全体を動かす運動の方がお勧めです」

 スクワットが余裕なら、スクワットとジャンプを組み合わせたスクワットジャンプなどに変える。8セットをすべて同じ運動で行ってもいいし、数種類の運動を組み合わせてもいい。

■20秒全力で動いて10秒休む

 タバタトレーニングの最大のポイントは、「20秒間の運動を全力で行う」ということ。本来は、最大酸素摂取量170%の強度の運動を行う。

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