最期は自宅で迎えたい 知っておきたいこと

患者さんや家族に合ったキャラの医師やスタッフをマッチング

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 こうして、最期は自宅でというご本人の希望通り、その10日後にはご家族が見守る中、旅立たれていかれました。

 自宅で最期を迎えたいという患者さんの素朴な思いが普通にかなえられる社会を実現するためにも、各医療や福祉関連従事者において、患者さんと会話をするスキルの向上はこれからますます重要になっていくことでしょう。

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下山祐人

下山祐人

2004年、東京医大医学部卒業。17年に在宅医療をメインとするクリニック「あけぼの診療所」開業。新宿を拠点に16キロ圏内を中心に訪問診療を行う。

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