脈の乱れは「心房細動」のサイン 知っておきたい5つのリスク

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 一度でも動悸、息切れ、疲れやすさを感じたことがある人、それらを感じた覚えはないが65歳以上の人、心臓病、高血圧、甲状腺機能亢進症、糖尿病、肥満、脂質異常症がある人は、1日1回、決まった時間に安静にした状態で脈を測定する。普段から記録をつけ、それより速い・遅い、いつもと違って脈が乱れている場合は、かかりつけ医、または循環器疾患を診ている医師に相談する。

「病院へお越しいただければ、さまざまな検査で確定診断をつけることが可能です。心房細動と診断がつけば、患者さんの状態に応じた治療方法を提案することができます」

 自分の脈もそうだが、老親がいる場合は、親にもぜひ検脈を勧めたい。

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