痛みのない暮らしを取り戻す

仕事での強いストレスで顔面神経麻痺 目と口が閉じられず…

写真はイメージ(C)kieferpix/iStock

 最初の週に5回の星状神経節ブロック。その後、徐々にペースを落とし、この7カ月で合計38回の星状神経節ブロックを受けていただいています。前回の麻痺のスコアは38点まで改善していました。麻痺による苦痛は、もうほとんどないようです。

 栄子さんは、現在は教職を退き、近所で外国語を教えています。根本的なストレスも解消され、毎日心穏やかにマイペースで仕事を続けられているようです。

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西本真司

西本真司

医師になって34年。手術室麻酔、日赤での緊急麻酔、集中治療室、疼痛外来経験後、1996年6月から麻酔科、内科のクリニックの院長に。これまでに約5万8000回のブロックを安全に施術。自身も潰瘍性大腸炎の激痛を治療で和らげた経験があり、痛み治療の重要性を実感している。

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