切除不能の「ステージ3肺がん」は最新の免疫放射線療法で根治へ

 しかし、いずれも保険適用されていて高額療養費制度の対象のため、毎月の自己負担額は軽減される。その自己負担の限度額は、年齢や所得によって計算式が異なる。詳しい計算方法は割愛するが、たとえば、70歳以上75歳未満で「一般所得者」の場合、入院と外来の医療費は最大5万7600円。1年間に3回限度額に達すると、多数該当になり、4回目からはさらに4万4400円に減額される。保険外の食事代などは別途かかるとはいえ、この負担軽減は魅力。最新治療が適用になる人は、安心して受けるべきだ。

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