五十肩を徹底解剖する

肩痛対策ストレッチ 伸ばされ突っ張る痛みがあれば効いている証拠

写真②(C)日刊ゲンダイ

【C】後頭部で両手を組みます。肩甲骨の内側をくっつけるように胸を張り、両肘も後ろに大きく開きます。後頭部まで手が回らなければ、耳の後ろに手を置いて行って下さい。

【D】写真②のように、左手で右手の肘をつかみ、内側に引っ張ります。

 ストレッチは反動をつけて無理やり伸ばすのはNG。息を止めず吐きながら10~30秒ほどかけてゆっくりじっくり伸ばすようにすると効果的です。

 本稿は、蓮田病院理学療法科・後藤淳先生からご指導いただきました。

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安井謙二

安井謙二

東京女子医大整形外科で年間3000人超の肩関節疾患の診療と、約1500件の肩関節手術を経験する。現在は山手クリニック(東京・下北沢)など、東京、埼玉、神奈川の複数の医療機関で肩診療を行う。

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