元気で幸せに過ごすために今すぐできる4つの方法 「明治一受けたい授業」の教授がオススメ

写真はイメージ

 被験者を「堂々とした姿勢」群と「縮こまった姿勢」群に分類。それぞれがギャンブルに挑戦すると、前者の方がリスクの高い賭けに好んで臨み、決断力・積極性・攻撃性・負けず嫌いに関連するホルモン「テストステロン」の増加が顕著で、ストレスホルモンの「コルチゾール」が低下していた。

 堀田教授は講議中、学生たちに「1分ほど背筋を伸ばして」と指示することがある。

「眠たそうな学生も、その後は話に耳を傾けてくれる。ほんの少しの工夫でストレスが減り、心が元気になるのです」

■昼寝をする

 NASAの研究に「26分の仮眠で、パフォーマンスが睡眠前よりも34%向上する」というものがある。

「NASAのローズカインドらが、飛行機のパイロットたちにコックピットで仮眠をとらせる実験を行ったのです。すると、平均26分の睡眠をとった時にパフォーマンスが最も向上。その向上率は34%という、驚きの結果でした」

2 / 5 ページ

堀田秀吾

堀田秀吾

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

関連記事