元気で幸せに過ごすために今すぐできる4つの方法 「明治一受けたい授業」の教授がオススメ

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 一方で、30分以上寝ると生産性が落ちることも実証されている。

 昼過ぎに眠くなるのは、体内リズムに沿った自然な現象だということがわかっている。無理して起きて仕事を続行するよりも、ぜひ昼寝を。昼寝直前にカフェインを取ると、目覚めた後にさらにスッキリ。

■温水に手をつける

 だれにでも、やる気が出ない時はあるだろう。休日ならぼんやりして過ごせばいいが、仕事を抱えていれば、そうもいかない。

「北海道大学の矢野らが脳血管障害の患者を対象に行った研究があります。38度の温水に10~15分ほど手首をつけて手を温めると、患者さんの痛みが緩和され、爽快感が増加。ポジティブな言葉を発するようになり、病気の回復に対する『やる気』が向上しました」

 お風呂につかれれば言うことないが、時や場所を選ぶ。手を温水につけるだけなら、やろうと思えば、会社でだってできる。たらいをデスクに常備しておくのも悪くない。

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堀田秀吾

堀田秀吾

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

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