食事でストレスを軽減するなら「GABA」を意識して摂取する

発芽玄米には白米の15倍ものGABAが含まれる

 最近は発芽玄米を使ったお餅がいくつも販売されている。お正月休みを利用してたまったストレスを解消するために、こちらを選んでみるのもいいかもしれない。

「さらに、GABAを効率的に摂取するためにはタンパク質とビタミンB6を同時に取るのがおすすめです。体内でのGABAの合成を促したり、代謝を高める働きがあります。ビタミンB6は、アジやサンマなどの魚や、ヒレ肉やササミ肉、ニンニクなどに多く含まれています」

 また、緑茶に含まれるうまみ成分であるテアニンには、GABAを増やす作用があり、テアニン水を摂取して40分後から、リラックス効果が表れたことがヒトを対象とした試験で報告されている。

 毎日の食事でなるべくGABAが多い食品を取るよう意識すれば、ストレスを減らすことができそうだ。

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