さらに今回、外来担当医が代わることで不安になりました。でも、もう2年と少し再発なく過ごせれば、5年たつことになるので、完治するかもしれないのです。S医師には、感謝、感謝です。日に日に、毎日毎日、それに少しずつ近づいているはずなのです。
どうも患者同士のうわさでは、S医師は栄転のようでした。Bさんは、それを聞いてもなかなか「おめでとうございます」とは思えず、「5年たってから、転勤になればいいのに」と思うのでした。
がんと向き合い生きていく