<B>認知機能の低下を示す客観的な病歴がある
<C>以下の1つ以上の項目で病歴があったり、検査で明らかな低下が見られたりする
・健忘症
・失語(言葉を正しく言えない)、視空間障害(手指の形の模倣ができない、よく知った道で迷う、簡単な道具の操作ができない)、遂行機能障害(設定した目標に対して計画、効果的に行動できなくなる)
<D>前頭側頭型認知症や血管性認知症、レビー小体型認知症などほかの認知症に該当しない
アルツハイマー病以外の認知症(NIA-AAのDの項目内容)について、それぞれ簡単に紹介します。
【前頭側頭型認知症】
大脳の前頭葉や側頭葉を中心に変性をきたすもので、難病指定されている。症状は、人格変化や行動障害、失語症、認知機能障害、運動障害など。
第一人者が教える 認知症のすべて