特殊な膵臓がんだけに治療法が確立されているわけではありませんが、抗がん剤などとの組み合わせで手術できるかどうかがカギです。その中でも肝臓への多発転移をいかに防ぐかが重要な要素といえます。
前述した通り、膵臓がんは急増しているがんのひとつです。
がんができる部位は運かもしれませんが、膵臓がんのリスクは、糖尿病、慢性膵炎、過剰飲酒(日本酒で1日3合以上)、喫煙、膵臓がんの家族歴、肥満など。これらのリスクが複数ある人はエコー検査をお勧めします。
脂肪が厚いとエコーが届きにくいので、より精度の高いMRCP(MR胆管膵管撮影)がベターです。
Dr.中川 がんサバイバーの知恵