塩をしっかり利かせた味付けは、わかりやすいおいしさだと思います。それに慣れてしまうと、少ない塩分量の食事では物足りなさを感じるでしょう。
また、外食や出来合いの弁当、総菜はどうしても塩分量が多い。自炊派ではない方が塩分量を減らすのは難しいかもしれません。
それでも今の塩分量が多い生活を続けていると、高血圧、脳卒中、心筋梗塞、認知症などのリスクは高いままの可能性が高い。「これならできる」というものを見つけ、少しずつ生活を変えてみませんか?
旅行ジャーナリストの50代女性は、月の半分は国内外のあちこちに出かけ、取材の日々。その土地土地の食材を堪能すること、魅力的な飲食店を発掘し関係を築くことは大切な仕事ですから、取材先で「減塩中です」とは言ってられません。出されたものは貪欲に食べ、取材の合間を縫っての食のリサーチも積極的に行う。
第一人者が教える 認知症のすべて
「脳血管障害による認知症」は高血圧と深く関係している
「これならできる」減塩法を見つけて実践